アニマルコミュニケーターの道へのきっかけ。
実家を出て一人暮らしをしてからというもの、ペットというペットを飼っていない。
スーパーで安売りしているアサリを買ってきては、相変わらず愛でているくらいだ。
もちろん、安売りしているだけに早目に調理しなければいけない。
道を歩いていて、飼い主さんと散歩している犬が、わたしを二度見しているのに気がついたのは、数年前。
二度見されたから、その犬を二度見し返す。
最初、じぶんの体臭を気にしてみたが、たぶん大丈夫であった。たぶん。
しばらくすると、野良ねこに囲まれるようになった。ねこと生活したことがないため、愛でようがわからない。撫でているうちに、別のねこが肩にのり、もう一匹が頭にのる。
ねこおばさんのできあがり。
エサを与えてないのに、迷惑行為をしている気分だ。
その頃から、アニマルコミュニケーションという存在を知る流れにのる。
何を考えて、ねこたちはわたしにのるのか?
なぜイヌたちが二度見するのか?
知りたい。その想いで、アニマルコミュニケーターの道に進む。
ただの好奇心。